ビジネススクールでイノベーションってどう扱われているの?

余談だけど、イノベーションって、いわゆるビジネススクールでどう扱われているの?ってことだけど、
イノベーションはもちろんビジネススクールで扱っているけど、それはある特定の専門領域という扱いになっていると思う。米国では必須科目的になりつつ(昔からかもしれないけど)あるように思う。

ミンツバーグの指摘を鑑みると、米国のMBAもいわゆる一般消費財指向だったんだと思う。すなわちイノベーションたる商品は「自然に社内から生まれてくる」と思っていたんだと思う。しかし、実際にはそうではない、ということに気づきはじめているんだろう。その情報がまだ浸透していないのではないか(MOTが出来たのはこれを早めるためだとも言えるが、MOTMOTで悩ましい側面を持っている。後述)。

イノベーションが産業界にとって必要な知識領域なら、ファイナンスやリーダーシップとともに必修科目としての認知がもっと高まっていくべきではないかと思う。